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個人・個人事業主向けカーリースの仕組み・選び方・おすすめ6社を徹底比較
個人・個人事業主向けカーリースの仕組み・選び方・おすすめ6社を徹底比較

月々定額で新車や中古車に乗れる「カーリース」という選択肢が、個人や個人事業主の間で注目を集めています。特に、車の購入にまとまった資金を用意するのが難しい人や、定期的に車を乗り換えたいと考える人にとって、カーリースは合理的なサービスといえます。
とはいえ、「カーリースって実際どういう仕組み?」「購入やローンと何が違うの?」「個人事業主でも使える?」など、疑問や不安を感じる人も少なくありません。さらに、契約内容やサービス内容が各社で異なるため、何を基準に選べば良いか迷う人も多いはずです。
本記事では、カーリースの基本から利用するメリット・デメリット、他のサービスとの違い、そしておすすめのカーリース会社6社の比較まで、個人・個人事業主の方向けに徹底解説します。契約前に知っておきたいポイントを網羅したので、カーリースを検討している人は参考にして下さい。
カーリースの仕組み
カーリースとは、リース会社が保有する車両を契約者が一定期間借りて使用するサービスです。利用者は車両代や諸費用を月々定額で支払うだけで、自家用車のように日常的に車を使うことができます。
リース期間は一般的に3〜10年程度です。リース会社にもよりますが、契約終了時には以下の選択肢が用意されています。
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車両をリース会社に返却する
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同じ車でリース契約を延長する(=再リース)
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残価を支払って車を買い取る
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車をそのまま譲り受ける(=車両本体代を全額支払って買い取る)
カーリースでは、車の購入や維持にかかる費用を合算し、契約期間で分割した金額を月額リース料金として支払います。そして、原則として契約中も契約終了後も車を所有することはできません。 これは、カーリースは車を借りるサービスであり、車両の所有者はリース会社であること、そして車両本体代の一部(残価)をリース会社が負担していることが理由です。
ただし、一部のリース会社では、車両本体代を利用者が全額支払うことで、契約終了後に車両を譲り受けられるプランが用意されています。
よく使われる用語の解説
カーリースの契約時によく出てくる専門用語についても理解しておきましょう。特に以下の2つは契約条件に深く関わります。
・残価(残存価格)
契約満了時の車両の価値として、契約時にあらかじめ見積もられている金額。残価を差し引いた金額でリース料金が計算されるため、利用者の負担が抑えられる。
・残価精算
契約終了時の実際の車両の価値が、契約時にあらかじめ見積もられていた残価を下回った場合に、差額を清算(支払い)する仕組み。
・クローズドエンド契約
契約終了時に残価との差額をリース契約者に請求しない契約方式。契約時に設定される残価は公開されない。残価精算の負担はリース会社が負うことになるため、オープンエンド方式よりも残価が低く設定される。
・オープンエンド契約
契約終了時に残価との差額をリース契約者に請求する契約方式。契約時に設定される残価は公開される。残価精算の負担は契約者が負うことになるため、クローズドエンド方式よりも残価が高く設定され、利用者の月々の負担が軽減される。
オープンエンド方式で契約すると、契約時の想定よりも車両の価値が下がっていた場合は契約終了時に追加請求が発生しますが、設定していた残価よりも実際の車両の価値の方が高ければ精算金が返金されるカーリースもあります。
これらの用語を理解しておくことで、自分に合った契約形態を選びやすくなります。
1-3 基本的なプランの内容
カーリースの月額料金に含まれる項目はリース会社やプランによって異なりますが、一般的には以下が含まれています。
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車両本体価格(残価設定がある場合は残価を差し引いた金額)
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登録費用
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自動車税
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自賠責保険料
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車検・整備費用(プランにより異なる)
オプションで任意保険やロードサービス、消耗品の交換などがセットにできるカーリースもあります。月額リース料に含まれる費用が多く、サービス範囲が広いプランほどリース料金の金額は大きくなるものの、突発的な出費を抑えられ、車にかかる金銭的な負担を分散できます。
特に、含まれるメンテナンスの範囲によって月額リース料金と総支払額が大きく変わるため、契約時には内容を十分に確認しておく必要があります。
カーリースと他のサービスとの違い
カーリースの仕組みを理解した上で、次に気になるのが「他の車を使う方法と何が違うの?」という点でしょう。
ここでは、カーリースと以下の5つの方法との違いを比較します。
カーリース |
リース会社所有の車を月額定額で長期間借りて使う。所有はせず、維持費込みでコスト管理しやすい。 |
一括購入 |
車両代を一度に支払い、自分の資産として所有。自由度は高いが、初期費用が大きく管理の手間も必要。 |
ローン購入 |
分割払いで購入。完済後に所有権が移る。維持費や管理は自分で行う必要あり。 |
レンタカー |
時間単位・日単位で利用。旅行や短期的な利用に最適だが、日常使いにはコストが高くなる。 |
カーシェア |
最短15分から、共用の車を利用。都心を中心に、短時間のスポット利用向け。 |
車のサブスク |
短期契約や車種変更可能な月額利用サービス。プランの柔軟性が高いが、割高な傾向も。 |
1つずつ、詳細を確認していきましょう。
カーリースと一括購入の違い
一括購入は、車両本体代の全額を一括で支払って自分の所有物にする方法です。まとまった資金を用意しなければなりませんが、購入した時点で車両が完全に自分の所有物となるため、車の改造や売却も自由に行えます。
一方、カーリースは、リース会社が所有する車を一定期間借りて使うサービスです。まとまった初期費用がなくても新車に乗り始めることができます。ただし、リース車はリース会社の所有物であり、契約者が所有できるのは最終的に車を譲り受けられるプランを選択した場合の契約満了後のみに限られます。
経済的な余裕があり、車両の所有による資産化を望むなら購入を、まとまった資金を用意できないのであればカーリースが有力な選択肢となるでしょう。
カーリースとローン購入との違い
ローン購入は、銀行やディーラーが提携している信託会社でカーローンを組んで、車両を購入する方法です。車両の所有者は、ローンによって購入者本人になることも、ローン完済まではお金を貸している銀行や信託会社になることもあります。後者の場合は、ローン完済後に購入者に所有権が移ります。お金を借りているとはいえマイカーなので、購入直後から車両は自由に使えます。
カーリースとローン購入の大きな違いは、借りている対象物です。カーリースはリース会社から車を借りるサービスで、カーローンは金融機関からお金を借りるサービスです。そのため、カーリースの場合はリース料金の支払いが、ローン購入の場合は借りたお金の返済が発生します。
そして、月額リース料金には車の初期費用と維持費が含まれ、契約月数で分割して支払います。対して、カーローンで借りるのは車両の購入費用のみで、頭金を入れて借り入れるのが一般的です。
最終的に車を所有したいか、それとも維持費を含めた出費の管理を重視したいのかが、選択のポイントになります。
カーリースとレンタカーの違い
レンタカーは、数時間から数日単位で車を借りられるサービスです。短期利用には適していますが、日常的に車を使う人には割高になりがちです。また、車両の管理はレンタカーショップが行っているため、利用ごとに予約や手続きが必要で、利用開始時と終了時にはお店まで行く手間もかかります。
カーリースは、契約者が車両を管理し、契約期間中いつでも自由に車を利用可能です。所有権はありませんが、マイカーに近い使い方ができます。契約期間は数年単位となるため、レンタカーよりも通勤や買い物などの日常使いに適しています。
旅行や出張など短期的な利用頻度ならレンタカー、日常的な移動手段として車を必要とするならカーリースを選ぶことになるでしょう。
カーリースとカーシェアの違い
カーシェアリングは、あらかじめ登録された車をスマートフォンなどで予約し、時間制で利用するサービスです。主に都市部を中心に普及しており、利用時間は15分程度から設定されているため、非常に近距離・短時間の利用を想定しています。車が必要なタイミングのみ使用でき、車の管理にかかる手間や、レンタル料金以外の出費はありません。
対してカーリースは、自分専用の車を契約期間中、契約の範囲内であれば自由に使えるサービスです。カーシェアはその名の通り他人と車を共有するサービスなので、よりマイカーに近い使い方ができるのはカーリースです。
日常的に車を使うならカーリース、突発的に一時的な利用をする程度であればカーシェアが適しています。
カーリースと車のサブスクの違い
車のサブスクリプションは、契約期間中、定額料金を支払うことで、車を借りられるサービスです。カーリースに近い仕組みを持っているものの、短期契約であることが特徴で、短期カーリースや短期レンタカーとして提供されているものもあります。任意保険やメンテナンス費用まで月額料金にコミコミで、維持管理の手間は最小限です。
一方、カーリースは契約期間が平均3〜10年と中長期的な利用を想定したサービスで、途中解約には高額な違約金がかかるのが一般的。サブスクの方が便利に見えますが、手軽な分、料金はカーリースよりも割高になる傾向があります。
ライフスタイルや価値観に応じて、よりフレキシブルに・短期間で車を使いたいならサブスク、中長期的に車に乗る+出費の安定化を図りたいならカーリースが適しているといえるでしょう。
【個人向け】カーリースを利用するメリット
カーリースは購入とは異なり、車を所有せずにリース会社から借りて利用するサービスです。個人での利用においては、以下のような多くのメリットが挙げられます。
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初期費用を抑えられる
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毎月の支払いが定額で支出を管理しやすい
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メンテナンスや手続きの手間が最低限で済む
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好きな自家用ナンバーを選んで使える
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定期的に好きな新車に乗り換えられる
どのような利点があるのか、具体的な内容を確認していきます。
初期費用を抑えられる
カーリースの大きな魅力のひとつが、車を持ちたいと考えた時に初期費用がほとんどかからないことです。
通常、車を購入する場合には、車両本体代に加え、登録費用や税金、自賠責保険料、重量税などが一括で必要となります。購入時の初期費用は、車両本体代の10~20%が相場で、まとまった資金を用意するのが難しい人にとっては、車に乗るハードルが大幅に上がります。
一方カーリースでは、これらの費用が月額料金に含まれていることが多く、頭金0円・諸費用込みのプランが主流です。そのため、新生活のスタートや急な転勤、車の買い替え時など、資金面に余裕がない場合でもスムーズに車を利用し始めることができます。必要なのは毎月の支払いだけなので、導入ハードルが低いのが特徴です。
毎月の支払いが定額で支出を管理しやすい
カーリースでは、月々の支払いが定額で安定しているため、家計や事業の予算を立てる上で非常に管理しやすいというメリットがあります。
通常、車を所有していると、車検費用や税金、メンテナンス費、自賠責保険料などが突発的に発生し、その度に数万円〜十数万円の出費が必要になります。予期しないタイミングで大きな支払いが生じると、家計を圧迫する要因にもなり得ます。
カーリースでは、維持費用をあらかじめ月額リース料金に組み込んでおくことで、突発的な支出のリスクを減らすことができます。どの費用がリース料金に含まれるかはリース会社やプランによって異なりますが、多くのプランで一定額を払っていれば基本的な維持が完結する設計となっています。出費のブレが少なく、計画的に家計をコントロールしたい人には非常に相性が良いサービスです。
メンテナンスや手続きの手間が最低限で済む
車を所有する際に意外と手間がかかるのが、車検や定期点検、税金の納付、オイル交換やバッテリー交換などの管理やメンテナンス作業です。カーリースの多くのプランでは、手間のかかる作業が最初からサービスに組み込まれており、面倒な管理や手続きの手配をリース会社が代行してくれます。
車は適宜メンテナンスを行わないと、車両価値が下がったり、故障や劣化の原因になったりしますが、必要なメンテナンスや消耗品の交換のタイミングを把握していない人も珍しくありません。カーリースであれば、指定の整備工場で定期点検が受けられたり、定期メンテナンスや消耗品の交換のタイミングを通知してくれたりと、車の維持管理に必要な利用者の手間は最低限に抑えられます。
また、自賠責保険料や税金の支払いも不要で、維持に関する事務手続きからユーザーが解放される点も大きな利点です。日常的に忙しい人や車に詳しくない人でも、安心してカーライフを送ることができる手軽さが人気の理由といえるでしょう。
好きな自家用ナンバーを選んで使える
カーリースというと「わナンバー」のようにレンタカーであることが分かるナンバーを連想する人もいるかもしれません。しかし実際には、カーリースでは自家用車と同様のナンバープレートが取得できます。希望ナンバー制度を利用することで、誕生日や記念日など、自分の好きな数字をナンバープレートに設定することも可能です。
そのため、ナンバープレートを含む車の外見からリース車は、購入した車とまったく区別がつかず、周囲に気付かれることもありません。仕事でお客様を乗せる機会がある人や、周囲の目が気になる人にとって、マイカーと変わらないという点は大きな安心材料です。
定期的に好きな新車に乗り換えられる
カーリースでは、契約期間が満了すれば、車を返却するだけで次の車に乗り換えることが可能です。この仕組みにより、「同じ車を乗り続けたくない」「常に最新の安全機能やデザインを体験したい」といったニーズを満たすことができます。
購入する場合は、買い替え時に売却の手続きや下取り価格の交渉、残債の処理など煩雑な手間が伴いますが、カーリースなら返却するだけで次の車にスムーズに移行できます。また、国産車・輸入車問わず幅広い選択肢の中から選べるため、ハイグレード車や高級車にも手が届きやすくなっています。
ライフステージの変化に合わせて車を変えたい人、車選びを楽しみたい人には、カーリースは非常に柔軟で満足度の高い選択肢といえるでしょう。
【個人向け】カーリースのデメリット
カーリースには多くのメリットがある一方で、契約形態ならではの制約や注意点も存在します。利用前には以下のようなデメリットを理解しておくことが重要です。
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中途解約が難しい
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全損・盗難による違約金が発生する可能性がある
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走行距離に制限がある
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車両をカスタマイズができない
デメリットの詳細もみていきましょう。
中途解約が難しい
カーリースは原則として契約期間中の中途解約ができない仕組みになっています。例えば、5年契約で利用を開始した場合、途中で車が不要になったとしても、基本的には契約終了まで支払いが続くことになります。やむを得ず解約する場合には、残りの期間のリース料に相当する違約金が請求されるのが一般的で、残りの契約期間が長いほど高額になります。
そのため、引っ越しや転職、生活環境の変化などがあった際に車の利用頻度が減ったとしても、すぐにやめることが難しいのが実情です。一部で、途中解約ができるプランを用意しているカーリースもありますが、月額リース料が割高になったり別の車両で再リース契約が必要になったりと注意点もあります。
カーリースを利用する際は、自分のライフスタイルに適した契約期間を選び、数年先を見越してプランを検討することが重要です。
全損・盗難による違約金が発生する可能性がある
万が一の事故や盗難により、車両が使えなくなった場合でも、契約上は途中解約とみなされ、違約金が発生します。事故に遭っても修理できる範囲であれば、車両の価値が損なわれる程度で済みます。しかし、盗難や全損事故で車が使えなくなったとなれば、残存期間分のリース料はもちろん、契約時に設定された残価も含めて請求されることとなります。
通常の保険では補償が追いつかない場合もあり、結果的に高額な請求が発生するリスクがあります。万が一の事態に備え、リース契約時にはリース専用の任意保険に加入するか、中途解約時補償特約のような付帯保険に加入することが不可欠です。安全運転はもちろん、リスクマネジメントとして保険内容をしっかり見直しましょう。
走行距離に制限がある
カーリースには多くの場合、月間または年間で設定された走行距離制限があります。一般的には月1,000km〜1,500kmが基準となっており、これを超えた場合には車両の返却時には追加の料金が発生します。
通勤や買い物といった日常使いであれば大きな支障はありませんが、旅行が趣味の人、営業車として遠方への移動が多い人にとっては車の使い方には注意が必要です。また、走行距離自体は制限内であっても、上限を気にしながら車を使うことにストレスを感じる人もいるでしょう。
契約時には、自分の生活スタイルに合わせた距離上限の設定が可能かどうかを必ず確認し、予想される用途や使用頻度から適切なプランを選ぶことがポイントです。
車両をカスタマイズができない
リース車両は契約期間満了後に返却することを前提としているため、原則として車のカスタマイズや改造は禁止されています。例えば、エアロパーツの取り付けや正規品以外のナビやオーディオ機器の装着、車体の塗装変更などを行うことはできません。仮に改造を施してしまった場合、元通りに戻して返却しないと原状回復費用を請求されるため注意が必要です。
車に対して強いこだわりを持っている人や、自分好みにカスタムして楽しみたい人にとっては、カーリースは不向きといえます。自分でカスタマイズや改造するつもりがない人や、移動手段として車を利用したい人に向いたサービスといえるでしょう。
【個人事業主向け】カーリースを活用するメリット
カーリースは、個人だけでなく個人事業主にも大きなメリットがあるサービスです。特に業務用に車を使用する場合、税制や資金繰りの観点から有利な点が多く、導入する事業者が増えています。
ここでは、個人事業主にとってカーリースを活用する具体的なメリットを解説します。
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リース料金を経費として計上できる
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資金繰りを安定させやすい
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法人登録せずに車を業務利用できる
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メンテナンスや管理の手間が省ける
個人事業主で、事業で車を利用する人はぜひ確認していきましょう。
リース料金を経費として計上できる
カーリースの最も大きな魅力は、毎月の支払いを車両賃借料として経費処理できる点にあります。
通常、自家用車を事業用として使う場合は減価償却の手続きが必要で、帳簿上の処理も煩雑です。しかし、カーリースなら月額リース料金をそのまま毎月の経費として計上できるため、事務作業が簡素化されます。加えて、プライベートと業務が混在する場合でも、利用比率に応じて按分処理ができ、税務的な正当性も確保しやすい特徴があります。
青色申告を行っている個人事業主であれば、帳簿付けの負担も少なく、節税効果を得ながら効率的に車を運用できるでしょう。
資金繰りを安定させやすい
個人事業主にとって、事業運営にはキャッシュフローの安定が欠かせません。車の購入はまとまった初期投資が必要となるため、手元の資金を大きく溶かす要因となります。その点、カーリースでは頭金や諸費用が不要なプランも多く、初期費用を一括で支払う必要がありません。
さらに、車検費用や自動車税、自賠責保険料といったランニングコストも月額に含まれているプランが多く、突発的な支出を抑えて毎月の支払いを一定に保てるのが特徴です。これにより、支出計画が立てやすくなり、資金繰りの見通しが良くなります。
車に関する出費を定額に抑えることは、収益の変動がある個人事業主にとってうれしいポイントでしょう。
法人登録せずに車を業務利用できる
カーリースは法人をせず、個人事業主でも問題なく利用できるのが大きな特徴です。法人登記や会社設立といった手続きを行わなくても、開業届や確定申告書などがあれば事業主として契約が可能なため、開業初期のフリーランスや副業者でも利用しやすい点が魅力です。
個人契約でも法人と同等の車両ラインナップやメンテナンスサービスを受けられることが多く、業務用途にもしっかり対応可能です。個人名義のまま、実質的に業務用として車を運用できる柔軟性は、カーリースならではの利点といえるでしょう。
メンテナンスや管理の手間が省ける
事業を一人で回している個人事業主にとって、車の維持管理にかける時間や手間は業務効率に直結する問題です。カーリースの車両の名義はリース会社に帰属するため、名義変更や登録の手間が省け、事務処理の負担を大幅に減らすことができます。車検や定期点検といったメンテナンスはパッケージ化されており、整備のスケジュール管理や工場の検索も不要です。
さらに、故障時の修理手配や代車の手配までサポートに含まれるケースもあり、車に関するトラブル対応もリース会社に任せることができます。税金や自賠責保険料の支払いも月額に含まれているプランであれば、利用者が別途事務的な手続きをする必要はなく、本業に集中できる時間を確保しやすくなります。
車の維持に悩まされることなく、事業活動をスムーズに進めたい個人事業主にとって、カーリースは業務効率化に繋がるサービスといえます。
【個人事業主向け】カーリースのデメリット
一方で、個人事業主がカーリースを利用する際には、リスクや注意点も存在します。事業用として活用するからこそ、契約内容や運用方法について慎重に検討する必要があります。
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使用用途を明確化する必要がある
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カーリース特有のリスクが発生する恐れがある
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審査の通過が難しいケースがある
事業に関わるところなので、デメリットについても確認しましょう。
使用用途を明確化する必要がある
カーリースの料金を事業経費として計上するためには、契約車両が実際にどれだけ業務に使われているかを明確にしておく必要があります。
仕事とプライベートの利用が混在している場合には、その使用割合を根拠に基づいて按分しなければならず、雑に処理すると税務調査で否認されるリスクがあります。例えば、「平日は通勤と営業活動に使用、休日は家族との外出に使用」といった利用状況であれば、その内訳を記録しておくことが重要です。
運行記録簿や走行距離メーターの記録、カーナビ履歴、ドライブアプリなどを活用することで、正当性のある証拠として提出できます。面倒ではありますが、使用の記録が経費処理の信頼性を高める要素となるため、記録の習慣化が重要です。
カーリース特有のリスクが発生する恐れがある
返却時の残価精算・走行距離超過・原状回復義務による追加料金や、盗難や全損事故になった場合の違約金の請求といったカーリース特有のリスクは、事業に大きく影響しかねません。事業で使用する車両をリースし、高額な追加費用が請求された場合、資金繰りの悪化に繋がることもあるでしょう。
任意保険に加入し、十分な防犯対策と定期的に適切なメンテナンス・修理を行い、できるだけリスクを下げる努力が必要となります。
審査の通過が難しいケースがある
カーリースの契約には審査が伴いますが、個人事業主は会社員と比べて信用評価が不利になる傾向があります。特に開業から間もない場合や、確定申告書の提出実績が不足している場合、安定的な収入が証明できないと判断され、審査に落ちることも考えられます。
また、リース会社によっては保証人や連帯保証が必要になることもあり、場合によっては審査のためにプランの見直しが必要となります。審査では主に財務状況や事業の安定性などが見られるため、事前に収入証明書類や青色申告決算書、課税証明などを準備しておくとスムーズでしょう。
フリーランスや副業での収入しかない場合には、審査に通りやすいリース会社を事前に比較・検討するのも一手です。
4ステップ|リース契約から納車までの流れ
カーリースは申し込みから納車まで、いくつかの手順を踏む必要があります。あらかじめ流れを把握しておくことで、スムーズに手続きを進めることができ、納車までの期間を短縮できる可能性も高まります。ここでは、カーリース契約における基本的な4つのステップをご紹介します。
ステップ1. 希望車種・プランの選定
ステップ2. 審査申し込み
ステップ3. 契約内容の確認・締結
ステップ4. 納車・利用開始
ワンステップずつ、何をするのかみていきましょう。
ステップ1.希望車種・プランの選定
まず行うべきは、利用目的に応じた車種や契約プランの選定です。通勤や営業、配送などの仕事用か、日常的な移動手段として使うかによって最適な車は異なります。
また、契約期間や月間の走行距離、メンテナンスの範囲なども併せて検討しましょう。カーリースでは3年~10年の契約期間が選べるケースが多く、期間が長くなるほどトータルコストがかさみ、月額料金は抑えられる傾向にあります。
リース会社によっては、新車・中古車の選択肢や、整備・保証内容にも大きな違いがあるため、複数のサービスを比較して自分に合ったプランを見つけることが重要です。見積もりを取り、事前に月額リース料金と支払い総額の両方を確認しておくと、予算に応じた判断がしやすくなります。
ステップ2.審査申し込み
車種とプランが決まったら、次にリース会社に対して審査の申し込みを行います。審査では主に、収入状況や勤務先、職業、勤続年数、信用情報などがチェックされ、個人事業主の場合は確定申告書類や青色申告決算書などの提出が求められることもあります。
一般的には、審査結果は早ければ2日程度、長くても数営業日以内に通知されます。なお、リース会社によって審査の基準は異なるため、過去にローン審査や他のカーリースの審査で落ちた経験がある人でも、別のカーリースでは審査に通る場合もあります。
万が一審査に通らなかった場合は、車種を変えたり、頭金を用意することで通過するケースもあるため、柔軟に対応する姿勢が大切です。事前に必要書類を揃えておくとスムーズに手続きが進みます。
ステップ3.契約内容の確認・締結
審査に通過すると、リース会社から正式な契約書が送付されます。契約書には、車種・グレード・ボディカラー・オプション装備といった車両の情報から、リース期間・月額料金・走行距離制限・メンテナンス範囲などリースの情報まで、あらゆる契約内容が詳細に記載されています。
契約内容に不備や不明点がないかをしっかり確認し、納得の上で署名・捺印を行いましょう。契約内容に応じて、印鑑証明書や住民票、本人確認書類などの提出が求められることもあります。
契約が締結されると、リース会社によって車両の手配が開始されます。
ステップ4.納車・利用開始
契約が完了すると、いよいよ車両の納車準備が進められます。新車の場合はメーカーでの生産や陸送、登録手続きに時間を要するため、納車までに1〜1.5ヶ月程度かかるのが一般的です。
また、カーリースに限らず車に使用する部品の確保が難しい社会情勢が続いており、車種や仕様によっては半年程度待つこともあります。一方で、中古車や登録済未使用車など在庫がある車両であれば、1〜2週間程度での納車も可能です。
納車方法は、販売店での引き渡し、または自宅・事業所など指定の場所への配送が選べるケースが多く、日時指定も柔軟に対応してくれます。納車当日は、車両の状態や装備の確認、使い方の説明、引き渡し書類へのサインなどを済ませれば、すぐに車を利用することができます。
以降は契約条件に基づき、毎月のリース料を支払いながら安心してカーライフをスタートできます。
カーリースの利用に向いている人とは?
カーリースは便利なサービスである一方、全ての人に適しているとは限りません。利用頻度や重視するポイントによって、購入よりもリースの方が向いているケースもあれば、逆の場合もあります。ここでは、カーリースの利用に向いている人物像の特徴を紹介します。
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毎月の出費を安定させたい人
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車の維持や管理が面倒な人
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定期的に新しい車に乗り換えたい人
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まとまった初期費用を用意できない人
上記に当てはまる場合は、前向きに検討
毎月の出費を安定させたい人
カーリースは月々の支払いが固定されているため、支出の見通しを立てやすい点が大きなメリットです。車検費用や税金、自賠責保険など、通常は時期ごとにバラバラに発生する費用が、あらかじめ月額に含まれているプランが多いため、まとまった資金の工面に悩まされることがありません。特に、家計のやりくりを重視する共働き世帯やファミリー層、月々の収支を一定に保ちたい個人事業主にとっては、カーリースの月額定額制を利用するメリットが大きいでしょう。
また、月額料金の中にメンテナンス費用も含まれるプランを選べば、消耗品の交換にかかる金銭的なストレスも軽減できます。支払いを一本化し、安定したライフプランを実現したい人にカーリースは相性の良いサービスです。
車の維持や管理が面倒な人
車を所有する際には、定期的な車検やタイヤの点検、消耗品の交換、税金の納付、保険の更新といった多くの維持・管理の手間が発生します。こうした作業が煩雑で面倒だと感じる場合には、カーリースのように管理・代行してくれる仕組みが向いています。リース会社にもよりますが、プランによっては故障や不具合が起きた場合にリース会社が指定整備工場を手配してくれるため、自ら修理先を探す手間もありません。
また、税金の支払い忘れや車検切れといったリスクもなく、安心して日常的に車を使うことができます。特に仕事や育児で忙しい人や車に関する知識があまりない人、手間や時間を節約したい人には、マイカー所有よりも手間のかからないカーリースを利用しやすいでしょう。
定期的に新しい車に乗り換えたい人
車のデザインや性能、機能は年々進化しており、「常に最新の車に乗っていたい」「同じ車だと飽きるから定期的に乗り換えたい」というニーズは根強く存在します。カーリースでは3年〜10年といった契約期間を終える度に、新しい車に乗り換えることが可能です。3~5年の契約であれば、常に最新の安全機能や運転支援システムを搭載したモデルに触れられるというメリットがあります。
マイカーを購入すると、買い替え時に売却手続きや下取り交渉が必要になりますが、カーリースであれば返却するだけでスムーズに次の車へ移行できます。さらに、選べる車種も豊富で、軽自動車からSUV、ミニバン、高級車までラインナップはマイカーと選ぶ時と変わりません。車を柔軟に乗り換えたい人にとっては、カーリースは理想的な選択肢となるでしょう。
まとまった初期費用を用意できない人
まとまった初期費用を用意できない人にとって、初期費用がほぼかからないカーリースは自分の選んだ車に乗る有力な選択肢となります。「今は手元に資金がないが、車が必要」という状況でも柔軟に対応できるのがカーリースの大きな強みです。
車の購入には車両本体代だけでなく、登録費用や自動車税、自賠責保険料などの初期費用が必要になります。カーローンを組む場合も、多くは頭金が必要です。しかし、カーリースであれば頭金0円で契約できるプランも多く、初期費用を抑えて車に乗り始めることが可能です。
そのため、まとまった資金を用意するのが難しい新社会人や子育て世帯、急に車が必要になった人などに向いています。貯金を崩さずに済むため、引っ越しや進学、出産など他のライフイベントに影響しにくいでしょう。
自分に向いているカーリースの選び方
カーリースはリース会社やプランによって内容が大きく異なります。自分の生活スタイルや利用目的に合ったプランを選ばないと、想定外の出費や不便さを感じることもあります。ここでは、カーリース選びで押さえておきたい5つのポイントを紹介します。
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月額料金と総額の両方で比較する
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契約期間と走行距離上限をライフスタイルに合っているか確認する
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利用目的や希望に合う車種・グレードを選べる
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契約終了時の選択肢が希望に合っている
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サポート体制やアフターフォローが充実している
カーリースの利用を検討している人は、自分に合ったカーリースを選ぶための参考にして下さい。
月額料金と総額の両方で比較する
カーリースを選ぶ際に最も注目されがちなのが月額リース料金ですが、月々の負担のみ判断するのは危険です。
どのような費用・サービスが月額料金に含まれているかどうかによって、不定期な出費がどれだけ発生するかは大きく変わります。一見安く見えるプランでも、必要な費用が別途発生する場合、結果的に管理の手間が増え、車にかかる出費を一定にできるというカーリースならではのメリットが薄れることもあるのです。見積もりを比較する時は、必ず内訳をチェックしましょう。
また、契約期間が長くなるほど、月々の負担は小さくなり、総支払い額は大きくなる傾向があります。カーリースを選ぶ時は、契約終了までに必要な総額をシミュレーションし、月額料金だけでなくトータルコストも比較するようにしましょう。月々の負担と総支払額、どちらを優先したいかを決めておくと決めやすいでしょう。
契約期間と走行距離上限をライフスタイルに合っているか確認する
カーリースの契約には、契約期間と走行距離制限という2つの制約があります。契約期間は一般的に3〜10年の範囲で選べますが、途中解約が原則できないため、ライフイベントに応じた期間設定が重要です。
例えば、結婚する予定がある人や、子どもが増える可能性がある人は、短期契約や柔軟に乗り換え可能なプランを検討した方が、その時々に適した車に乗りやすいでしょう。短期契約となると月額リース料が高くなりがちなので、中古車のリースもおすすめです。
また、月間の走行距離は1,000〜1,500kmに制限されていることが多く、返却時に走行距離の上限を超えると追加料金が発生します。営業職や長距離ドライブが多い人は、走行距離の上限が高いプランや超過料金が安いサービスを選ぶと安心です。自分の利用スタイルと契約条件が合っているかをしっかり見極めることが、快適なカーリース利用につながります。
利用目的や希望に合う車種・グレードを選ぶ
カーリースでは、新車・中古車問わず多様な車種が用意されていますが、全てのサービスで同じラインナップが揃っているわけではありません。
例えば、特定メーカーを多く扱う会社もあれば、軽自動車やファミリーカーなど特定車種に強い会社もあります。車種やグレード、カラー、オプションの選択肢に制限がある場合もあるため、希望に合う車種・仕様の車が用意できるかかを事前に確認することが大切です。特に、即納できる車種の場合、既にある在庫から選ぶ方式なので、仕様の選択肢が少ないことがあります。
事業用として使用する場合は、商用バンや軽トラックなどが選べるかも重要なチェックポイントになります。用途やこだわりに応じて車を選べる自由度は、リースの満足度に直結する要素となります。
契約終了時の選択肢が希望に合っている
返却時の対応はリース会社によって異なります。残価精算がないクローズドエンド契約か残価精算があるオープンエンド契約かによって、選べる対応が変わることもあります。
例えば、愛着のある車に契約終了後も乗り続けたいと考える人には、あらかじめ買い取り対応が可能なリース会社を選ぶ必要があります。一方で、乗り換えを前提に考えている場合は、返却後の手続きがスムーズな会社を選ぶと良いでしょう。
将来的な生活の変化や次の車への乗り換えまで想定して、契約終了時に希望する選択肢があるサービスを選ぶことが重要です。
サポート体制やアフターフォローが充実している
カーリース契約は数年単位と長期間にわたるため、サポート体制やアフターフォローの内容も重要な比較ポイントです。契約後にトラブルが起きた場合、対応が遅い会社では安心して車を使い続けることができません。全国対応の整備工場があるか、24時間サポートの窓口が設けられているか、事故や故障時の連絡が迅速に取れるかといった点を確認しておきましょう。
また、大手企業やそのグループ会社が運営しているサービスや、利用者の口コミ・評判が高い会社は信頼性が高い傾向にあります。快適なカーライフを維持するためには、契約内容だけでなく、日常の対応力やサポート範囲にも注目することが大切です。口コミ・評判を調べる時は、実際に利用しないと分からない、契約前後の対応の良しあしに注目してチェックしておきましょう。
おすすめのカーリース6社を比較!
数あるカーリース会社の中から、自分に合ったサービスを選ぶには、料金体系やサポート内容、契約の柔軟性などを比較検討することが重要です。最後は、業界でも実績があるおすすめのカーリース6社をピックアップし、それぞれの特徴やプランを詳しく解説します。
コスモMyカーリース
全国のガソリンスタンドを活用した運用体制が特徴のコスモMyカーリースは、メンテナンス性と利便性に優れたサービスを提供しています。3つの選べるプラン(ゴールド・シルバー・ホワイト)を用意しており、バッテリーやオイルなど消耗品の交換・ロードサービスなどを含む手厚いプランを選択できます。
ガソリン代の値引き特典も魅力のひとつで、日常的に車を利用するユーザーとの相性が良いといえます。整備・メンテナンスは全国約3,000ヵ所以上のサービスステーションで対応可能なため、急なトラブル時も安心です。
頭金の有無 |
0円(契約内容により頭金の設定も可能) |
契約期間の選択肢 |
3年・5年・7年 |
走行距離制限 |
月間500km/1,000km/1,500km |
契約終了後の対応 |
返却・買取・再リース・乗り換え |
定額カルモくん
シンプルで明快な料金体系が特徴の定額カルモくん。新車・中古車共に取り扱いがあり、オンライン完結型で契約〜納車まで手軽に進められます。1年から11年と選べるリース期間の幅が広く、初めてリースを検討する人でも利用しやすいサービス設計となっています。走行距離制限やメンテナンスパックの選択肢も複数用意されているため、自分に合ったプランを柔軟に選べます。
また、専用の任意保険をセットにすることができ、別に保険に加入しなくても盗難や全損事故に備えることができます。
頭金の有無 |
0円 |
契約期間の選択肢 |
1年〜11年(1年単位で選択可) |
走行距離制限 |
月間1,500km(7年以上無制限) |
契約終了後の対応 |
返却・買取・再リース・乗り換え |
ENEOSカーリース
ENEOSカーリースは、全国に展開するガソリンスタンドを活用した独自のサービス網と、ENEOSブランドの信頼性を強みとするカーリースです。ENEOSのサービスステーションで整備や点検、サポートが受けられるため、車の管理に不慣れな人でも近くのスタンドを気軽に利用できます。ガソリン代の値引き特典も用意されており、日常的な給油やメンテナンスを1カ所で完結させたいと考える人にはぴったりでしょう。
また、メンテナンスが充実したプランが用意されている点も特徴です。消耗品の交換や代車、ロードサービス込みのプランを選べば、維持管理から非常時まで費用の見通しが立てやすくなります。
頭金の有無 |
0円(契約内容により頭金の設定も可能) |
契約期間の選択肢 |
3年・5年・7年 |
走行距離制限 |
月間1,000km〜3,000kmの中で選択可能 |
契約終了後の対応 |
返却(プランによっては契約途中で乗り換え可能) |
オリックスカーリース
オリックスカーリースは、リース業界の大手企業であるオリックス自動車が提供するサービスで、幅広い車種ラインナップが魅力です。新車・中古車の両方を取り扱っており、予算や用途に応じて選択肢が広がるのも特長のひとつです。一部プランでは一定期間が過ぎると、契約期間中であっても乗り換え・返却が可能になるため、使い勝手の柔軟さが際立ちます。
また、他のカーリースではリース料に含まれにくい車検の基本点検整備費用までコミコミになるプランも用意されており、まとまった出費が発生しにくい設計になっています。
頭金の有無 |
0円(契約内容により頭金の設定も可能) |
契約期間の選択肢 |
5年・7年・9年・11年 |
走行距離制限 |
月間2,000km(乗り換える場合) |
契約終了後の対応 |
返却・買取(プランによっては契約途中で乗り換え可能) |
ニコニコカーリース(ニコリス)
ニコニコカーリースは、全国展開するニコニコレンタカーのネットワークを活用したカーリースブランドで、リーズナブルな価格設定が特長です。月々5,000円台から利用できるプランがあり、特にコスト重視のユーザーや中古車リースを検討している人に向いています。
複数の信販会社と提携しているため、審査通過のチャンスが多く、他のカーリスで審査落ちした人でも審査に通る可能性がある点も魅力。契約終了時の対応についても、返却・再契約・買い取りなどから選べる柔軟さがあります。
頭金の有無 |
0円(契約内容により頭金の設定も可能) |
契約期間の選択肢 |
1年~9年 |
走行距離制限 |
5年で30,000kmまたは60,000km |
契約終了後の対応 |
返却・買取・再リース・乗り換え |
Cool MINT
Cool MINTは、総合商社である双日グループが展開する低価格が魅力のカーリースです。大手商社ならではの仕入れネットワークを生かし、新車でも月額1万円台から契約できるという、シンプルな料金体系とコストパフォーマンスの高さが際立ちます。
完全定額制で、車検・税金・メンテナンス費用もコミコミにできるため、追加費用を心配せずに安心して乗り続けられるのが魅力です。また、事業用・プライベート用のどちらでも利用でき、利用者のライフスタイルに柔軟に対応する設計となっています。
相談・申込から契約・納車までをオンライン(LINE)で完結できる仕組みも整っているので、簡便さを重視するユーザーに適しています。
頭金の有無 |
0円(契約後還元される申込金あり) |
契約期間の選択肢 |
3年・5年・7年・9年 |
走行距離制限 |
月間500km・1,000km |
契約終了後の対応 |
返却・再リース・乗り換え・買取 |
カーリースは車に乗るための新しい選択肢!
購入よりも気軽に車を利用できるカーリースは、ローンやレンタカーとは異なる新しい選択肢として注目を集めています。
初期費用を抑えつつ、新車や整備済みの中古車にすぐに乗れる点や、車検・税金・メンテナンスの手間や費用を一括管理できる利便性の高さは、多忙な現代人と相性の良いサービスといえます。個人はもちろん、車を使うフリーランスや個人事業主にとっても、資金繰りや経費処理を安定させる有効な手段となっています。
中でも「Cool MINT」は、総合商社・双日グループが展開する信頼性の高いカーリースサービスです。完全定額制で、車検や税金の支払い、メンテナンスをカバーしながらも、月々1万円台から利用できるプランが用意されています。ビジネス用・プライベート用の両方に対応しており、オンラインで申し込みから納車まで完結できます。
新車に乗るハードルを下げる新しい選択肢として、ぜひCool MINTをご検討下さい。
(※業務体制の見直しに伴い、誠に勝手ながら2025年6月15日 (日) より新規のご依頼・ご相談の受付を一時停止させていただきます。新規受付の再開時期につきましては、現時点では未定となっております。ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。)
この記事の執筆者
「Cool MINT」コラム編集部
執筆者:川崎 (双日グループ)
モビリティ好き&クルマ選びのプロが執筆する、Cool MINTコラムページです。
クルマのサブスクに関するお金のこと、お手続き、成約後のケアなど快適なカーライフを送るためのお役立ち情報を発信していきます!
Cool MINTは、国内外90拠点でディーラーを運営する総合商社双日グループが運営しています。